INOX COUNTRY(イノックス・カントリー)
「イノックス・カントリー」は、英国カントリースタイルとパイン家具にこだわった、
オーダーメイド専門の家具工房です。 福岡にある小さな工房ではありますが、お客
様との対話を大切にして、世代を超えて愛され続けるパイン家具をお届けしたいとい
う想いで、一点一点、心をこめて製作しています。
イノックス・カントリーのパイン家具で、素敵なお部屋づくりのお手伝いができれば
幸いです。
イノックス・カントリーの使命、それは、、、
『世代を超えて愛され続けるパイン家具をお届けすること』
お客様とともに暮らし、次の世代へと受け継がれる、そんな家具をお届けすべく、「経年とともに味わいを増すパイン材」・「100年以上変わらない英国カントリースタイルのデザイン」・「昔ながらのハンドメイド工法」・「木の風合いを損なわない塗装」など、家具製作の全てにこだわり、2004年にパイン家具工房をスタートさせました。
●パインという木材
パイン(Pine)といのはマツ科の針葉樹の総称です。
イノックス・カントリーでは、主に北米・北欧産のポンデロッサ・パインやヨーロピアン・パインを使用しています。
どちらも粘りがあって耐久性に優れていて、寒い地方で生育されているので年輪の幅が狭く木肌がとても美しい木で、さわやかないい香りがします。
「なぜパイン材なのか?」という理由の一つに、この香りが好きだからというのもありますが、本当の理由は、時が経てば経つほど味わいを増してくるからなんです。
年月とともにパイン独特のヤニ成分がでて淡いクリーム色だった木肌が赤みを帯び、パイン自身が光沢を放ちながら「ハニーブラウン」いわゆる飴色に変化していきます。
また、どちらかというとやわらかい種類の木なので使っていくうちにキズができたり、反りや割れがおきることもありますが、それがパイン家具としての「味わい」というか、その家具独特の「景色」を作っていきます。
傷つきやすく、とてもデリケートな性格のパイン家具ですが、思いやり・いたわりを持ってやさしく接していただければ、それほど難しいお手入れも必要ありません。 乾いた布で磨いてあげるだけで年々飴色に変わっていき、パイン材自身が光沢を放ってきます。 (定期的(年1回程度)にワックスをかけてあげれば、より耐候性が高まり、色もより深い飴色に変わっていきます)
イノックス・カントリーの家具には、年月とともに深まる味わいがあります。
●英国カントリースタイルのデザイン
イギリスの田舎町いわゆる「カントリーサイド」で見かけるオールドパイン家具、100年以上経っても色褪せないデザイン、使い込まれてゆくほどに深まる存在感。
そして、大切な家具を直しては使い、また次の世代へ・・・
新しいものが次々と生まれ、消えてゆく、大量生産と大量消費の時代、そんな時代の中にあっても、変わらない英国カントリースタイルのデザイン。
長く使い続けることこそ、本当のエコロジーではないでしょうか。
イノックス・カントリーの家具には、世代を越えてお使いいただきたいという願いが込められています。
●ハンドメイドと無垢材
大量生産の単なる製品にはしたくないという想いから、本場英国製パイン家具と同じ伝統的な工法で、一点一点すべてを心を込めて手づくりで製作しています。
同じデザイン・同じサイズのものであっても、若干風合いが異なるのがハンドメイドの良さだと思います。
ひとつひとつが個性を持った家具なんです。
また、引出しの底板や通常ですと目にふれることのない裏板(背板)にいたるまで、全てがパインの無垢(ムク)材です。
無垢材というのは、合板加工されていない木材のことで、環境ホルモンの発生が心配な合板は一切使用しないということです。
ただし、天板などの幅の広い板が必要な場合は、無垢の板を何枚か接ぎ合せて使うことはありますが、使用する接着剤は、ホルムアルデヒド等の化学物質を含まないものを使用しています。
イノックス・カントリーの家具には、手づくりの良さ、無垢材の良さがつまっています。
●木を活かす仕上げ
イノックス・カントリーでは、天然成分で作られた自然分解性の水性ステイン(染料)と蜜ろうで作られたワックスで仕上げを行います。
これらは、木の中に染み込んで木を内部から保護し、木の呼吸を損なうことがありませんし、木の肌触りをそのままに仕上ることができます。
また環境ホルモンを発生させる化学成分を含んでいないので、木にも人にも安全な塗料です。
ただし、欠点はあります。
木を内部から保護するものなので表面がキズつきやすく、水や熱にも比較的弱くなりますので、使用する際には、熱いものを置くときはコースターやランチョン・マットを敷いてあげ、水がかかったらすぐに拭いてあげる等、少しだけ面倒を見てあげてください。
イノックス・カントリーのパイン家具は、人や環境へのやさしさでできています。
工房見学はいつでも大歓迎ですので、お気軽にお立ち寄りください。
「アンティークフィニッシュ」や「アンティーク ペイント」、
ちょっと変わった「オールドビーム(古材)フィニッシュ」など、
イノックス・カントリー独自の手法で行う 「特殊加工」も可能です!
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